OBLIVIONのMODの再構成


 先週末は知人と銭湯行ったり、MOEのアカウントにログインして消されない様にするついでに、各キャラ毎のUI表示設定を調整したりとか、割とのんびり過ごしていた訳ですが…
 空き時間はOBLIVIONで遊んでたりしました。


 そして、先々週辺りはニコ動で、おっさんのゆっくり実況動画とか、ドレモライザーのMAD辺りを見ておりました…


 オブリってオモシロイね!
 PC版のGOTY版なんて、3千円チョットだからお友達の入学、入社、退職見舞いにもピッタリダヨ!


Oblivion】おっさんの大冒険1(ゆっくり実況)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm8481759


http://www.nicovideo.jp/mylist/15196568


 仕事をリストラされた、自称“営業の鬼”で愛読書がバガボンドなおっさんが新天地シロディールで一旗あげてみようとする話。
 …まぁ、一旗あげる以前の問題になる訳ですが…
 しかしながら、ナレーションを聞いていると、何となしにチョット斜に構えたプレイスタイルでTRPGをやる知人を思い出して笑ってしまったり。
 結構人気のある動画なのも頷けます。
 しまいには偽のUP主まで現れたしネ!


Oblivion】爆着変身!ドレモライザー 第4話【変身ヒーロー】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm8872554


 どこかで見た様なタマネギエルフが活躍するショートMADムービー。
 短くて気軽に笑わせてくれます。
 シャドウハイチュウ!
 

http://www.nicovideo.jp/mylist/15978791


Oblivion】荒れ狂う!ヴァンガード・みちこ(本名)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm8938479


 上のドレモライザーのスピンオフ企画MAD。
 シロディールのエルフって… 




 上の様な動画を見ている内に急にムラムラと遊びたくなってシステムを立ち上げた訳ですが…
 何故だか、文字が全て化けている。
 何だか、日本語2バイト文字が表示出来ない状態でムリヤリ日本語を表示させようとした様な状態っぽくなってます。
 最後に遊んでから特にMODを弄った記憶は無かったんですが…せいぜい関係有りそうなのは、Blenderをインストールした時に新しいバージョンのPythonを入れた事位。
 しかし、それだけなら特にシステム本体には関係無い筈なんですけども。
 とりあえず、日本語にならない所か、英語も表示出来ていない状態では遊べないので、折角だから日本語MODのバージョンをアップデートしてみる事に。




結果 → OBSE(OBlivionScriptEngine)がoblivion.exeのバージョンに対応してないとかいうエラーを吐いて起動しなくなった。


 OBSE*1は、システムのoblivion.exeのバージョンを確認していて、自分が対応してないバージョンのexeだと、起動しない様になっています…日本語を表示する為にoblivion.exeに適応するパッチは、バージョンを変えてしまうらしく、日本語化する際にはきちんと対応するバージョンのパッチと日本語化MODのバージョンを選ぶ必要があります。


 ウチに入っていた「OBSE ver.14」だと、「ver.15c」の日本語MODは適用外だったったっぽいです。
 …ちなみに、現時点でのOBSEは安定版が「ver.17」、最新のα版が「ver.18a」。


 OBSEもあんまり新しすぎると、開発終了している様なMODは対応出来なくて動かなくなったりするので、バージョンが新しければ良いものではないんですが…当然、古いOBSEには対応せず、新しいOBSEじゃないと動かないMODもあるので、痛し痒し。


 とりあえず、バージョン上げるのもメンドイので、最初にOBSEを入れる時やった様に、oblivion.exeを識別する部分のバイナリデータを書き換えて誤魔化してみる裏技を使ってみた。


結果 → 完全に起動しなくなった。


 というか、OBSEからじゃなくても即CTDを引き起こして、起動画面すら表示されない事態に…orz


 何やら本格的にヤッてしまった模様。


 諦めて新しいバージョンのOBSEを入れて何とかする事も考えましたが、面倒くさくなって来たので、ここは心機一転、クリーンインストールする事に。


 いや…勿論オブリだけですよ。
 このPC、Fallout3とかも入ってるんで、OSからになると…流石にそっちの方が面倒です。


 システムをアンインストールして、フォルダの中味を掃除して…
 普通にゲームをインストールし直します。
 そして、MODを入れまくる人の必需品「OblivionModManager(OBMM)」*2をインストール。
 自分のoblivion.exeのバージョンに対応している日本語化パッチをあてます。
 そして、さっき駄目だった15cバージョンの日本語化MODを入れます。


 起動してみると、ちゃんと、日本語が標示されてほっとしました。
 しかし、一つ前までのバージョンでは、独自フォントが使われていて、Fontフォルダのインストールと、それを使う為のoblivion.iniの書き換えが必要だったんですが、15以降では、PCにインストールされているフォントを流用する形になったらしく、その分手間が減ってます。


 そして、次にOBSEのインストール。
 安定版の17をチョイス。
 18aじゃないと動かないMODも結構あるみたいですが…別に最先端のMODを入れてる訳じゃ無いので、安定性をとりました。


 問題なく起動♪


 OBSE必須の盾を背中に担ぐMODを試してみると、ちゃんと背中に盾が装備されました。
 ばっちりの様です。


 omodファイル化してあった愛用のMODを、MODマネージャーのフォルダに入れて展開し直して終了…といきたい所ですが、Wikiを見ると、愛用しているMODの中にも、幾つかバージョンアップしていたりするものがある模様。


 wikiのMOD特集を漁って、大体、以下の様なMODを新しく更改してみたり。


・Modular Beautiful People 2ch-Edition 1.4b
http://oblivion.forum.jpmod.net/viewtopic.php?f=10&t=130


→種族追加の大型MOD
 色々な種族、目、髪型のパターンを追加する。
 以前はBeautiful People 2ch-Editionを入れていたんですが、そちらは開発が終了して、こちらへ移行している模様。
 以前までのBeautiful People派生系だと、データを追加したりする度に入れ直しが必要だったんですが、このMODでは、種族をpluginデータとして追加できる為、本体のMODをそのつど丸ごと変える手間が無くなった様です。
 ついでに、メジャーな体型変更MODの併用に対応していたり、あまり需要が無さそうな、片目が白く濁った目のモデルや目隠し、三角マスクのモデル、そして、光る瞳のON、OFFをインストールの時に設定できます。


 とりあえず、ページの下のFullの方を4つ落として解凍しようとした訳ですが…rarの結合ファイルの扱いに2時間位唸っていたのはナイショだッ!


・Kobus Character Advencement Systems
http://www.tesnexus.com/downloads/file.php?id=1888
(日本語化ファイル:Kobu's Character Advancement System v2.4.1 JPver.7z)
http://www.4shared.com/dir/4060212/93837f33/Re-Upload_JPfiles.html


→OBSEに依存せず、既存のセーブデータにも適用が可能という、割とシンプルな成長システム改変MOD。
 以前はスキルと能力が100を超えて上昇して、特殊能力が獲得できたりするLegendaryのMODを愛用して居たのですが、今回からこちらへ移行。


 『行動に対応したスキル成長 → 一定値成長するとLVアップ可能フラグ立つ → 睡眠して、スキルに対応して成長ポイントが溜まっている能力値を3つ選んで能力値を成長させる』


 そんな回りくどいデフォルトの成長システムを、


 『行動に対応したスキルが成長 → 勝手に対応した能力も成長 → 一定値成長するとLVが上がる』


 といった感じにシンプルにしてくれます。
 インストールする際にLVアップのしやすさ、しにくさを調整できる他、ゲーム内で体力、マジカ、持久力に修正を与える能力を設定出来るウィンドウがあり、設定した能力値の−10%〜+10%の修正が加算されます。
 上の様な仕様上、体力、マジカ、持久力はLVアップや修正の変更を加える度に現在値を元に計算し直される仕様になっています。
 なので、再計算されず、修正だけが加算されていく為、何が何でも強靱力とか知力を序盤から上げないと後々HP、MPの最大値が低くなってしまうという事がありません。
 他にも、メジャースキルを選択し直したり、種族を変更したりするメニューがあります。
 ただ、LVアップが睡眠で任意調節しない仕様上、非戦闘スキルだけでLVを上げまくっていると、敵もLVにつれてどんどん強くなってきてタイヘンな事になります…戦闘能力もちゃんとバランス良く上げてゆきましょう!
 更に、最初のチュートリアルダンジョンをカットしていきなりスタートできるMOD等も付属してます。


・Toggleable Quantity Prompt - Updated
http://www.tesnexus.com/downloads/file.php?id=12859
(有志によるセーブデータ容量増殖バグ解消パッチ)
http://shy.jsphr.net/upload/img/ups08888.7z


→CTRLキーを押しながらで、アイテムを一つ選択、Shiftキーを押しながらで、そのアイテム1項目を丸ごと選択できる様になるMOD。
 OBSEのインストールが必須条件です。
 いちいち、個数選択画面で1つずつ選択していたのが馬鹿らしくなる程快適になります。
 ただし、そのままだとセーブデータが肥大化するバグがあるらしいので、自分でスクリプトのデータを一部書き換えるか、有志が作成したパッチをあてる必要あり。


・Crouded Roads Advance
http://www.tesnexus.com/downloads/file.php?id=18251


→街道筋を旅するNPCがポップする様になる。
 デフォルトだとBanditとかHighwaymanだのの夜盗、追い剥ぎとか、馬に乗ったガードしか歩いていませんが、コレを入れると、街道筋に様々な旅人が行き交う様になります。
 徒歩移動のガードも数多く行き交い、治安も向上♪
 …ただ、他の旅人が強くて結構簡単に殺されてしまうのですが。
 もしかして、馬に乗ってるデフォルトのガードより弱いのかしらん。
 街道筋に出現する野良モンスターと一緒に戦ってくれる人が沢山居るので、トレインし過ぎて膨れ上がったお供のモンスターで街の入口にいるガードを轢き殺したりする事もありません。
 ただし、プレイヤーキャラを襲ってくる犯罪者も増えていたりするので、序盤は少し危険。
 又、そういった犯罪者と他のNPC達は敵対するので、プレイヤーキャラそっちのけで、街道が修羅場になっている事もしばしば。
 更に、団子になった格闘でフレンドリーアタックしたNPCに賞金フラグが立って、更に酷い戦闘になる事もあります。
 まぁ、死体を漁ると戦利品が一杯で有り難いですけども。


・Crouded City
http://www.tesnexus.com/downloads/file.php?id=6665


→Crouded Roads Advanceの市街地版。
 町中にランダムNPCを大幅に追加します。
 単なる通行人とかが殆どで、昼間はちょっと賑わう程度ですが、夜間になると、追い剥ぎ、泥棒、吸血鬼がたまに出現してプレイヤーキャラにまっしぐらに襲いかかってきます。
 こいつ等が妙に強い上、基本的にガード以外は助けてくれない為、序盤は本当に夜の街は危険になります。
 敵対NPCのAIに戦意を喪失するフラグが中途半端に設定されているのか、HPをかなり削られた吸血鬼が唐突に一般市民モードになったりする事があったり。
 ガードの眼の前で止めを刺したら、こっちが「スターップ!」されました…orz


・装備品色々
 折角なので着られるものも増やしてみたり。
 WikiのMOD特集記事で名を上げられていた装備Modderさん達から、以下の3人の方をチョイスして装備を追加。
http://wiki.oblivion.z49.org/?MOD/%E7%89%B9%E9%9B%86%E8%A8%98%E4%BA%8B/%E8%A3%85%E5%82%99MOD%E3%81%AE%E4%BD%9C%E8%80%85


→n8k氏
 乳揺れ設定ができたりするむちむちプリンな鎧をアップされてる方ですが、Fallout3のアリシアショップMODにも移植されている、可愛らしいチェックのお洒落服、Little Carmine Dressを導入。


→Hentai氏
 ミニチャイナや、学生服等、正に紳士の嗜みといった装備から、モノトーンのかっこいい装備まで、色々作成されているお方。
 割と片っ端から導入。
 学生服を装備して魔法大学を歩けば、一昔前の学園ファンタジーライトノベルテイストを満喫出来そう。


→Tona氏
 お洒落な鎧や、服、マント、そして、マフラーやベルト、ウエストバッグにトランク、ランタンといった小道具から、多数の下着類までイロイロと作られている方。
 上記の服を売っている商人と、居室として利用できる部屋がある、ショップMODを導入。
 マフラーが非常に良いアクセント。
 しかし…何故かショップに下着以外の下半身装備が少ない様な…
 上半身に装備出来る装備に比しての事なんですけどね。
 ちなみに、服の販売価格はマフラーとか、おぱんつを2、3買うと、帝都のボロ小屋(2,000G)が買える位かかるので、普通に稼いでいると、序盤からはそうそう買えなかったり。
 魔法効果がエンチャントされたローブとかもありますが、そちらは、2、3買えばCyrodiil一高価なSkingradのお家(25,000G)が買える程の価格になります。
 がんばってお金を貯めましょう!
 コンソールで増やそうカナ?…とか、考えるのは悪の組織ジャドーな、よこしまな考えなのデス。
 一回、99,999G増やして、試着してみたのは…ロードし直したのでノーカウントで。

*1:OBLIVIONスクリプト処理を仕込んだりする為の非公式ツール、未だにバージョンアップが続いている…細かいギミックだらけのMODはコレのインストールが必須となっていたりするのが結構あったり…Falloutt3にもFOSEという同様のツール有り

*2:OBLIVIONに追加するMODは、DATAフォルダの下に、直接テクスチャや、メッシュデータのフォルダを作成してその中に入れるのですが、手動でコピペしていると、複数のMODを入れた時、かなりカオスな事になります…MODマネージャーは、あらかじめ追加したいMOD毎に「OMOD」という形式にパッケージしておく事で、フォルダへのデータの追加と削除を自動でやってくれます…又、同じデータを上書きするMODがあると警告してくれたり、MODが上書きされていく順番を簡単に変更できたり…コレがないと快適なMODライフはおくれないと言っても過言ではありません