最近買った本とか〜(2010/04/23)


 先週末は、知人のおうちで、ASSASIN’S CREEDの設定資料集に付属していた、ゲームの販促の為に作られ、ネットやTVで公開もされていた、ASSASIN’S CREED LINCAGEを鑑賞。
 実写のパパアサシン、改めてカッコ良かったのですよ。
 メイキングも見ましたが…背景全部CGだったのはちょっと驚いた。
 部分部分じゃなかったのね…正に節穴みたいな目です。
 とんでもない手間暇かかった映像作品でした。




今日の早川さん 1(早川書房
作者:COCO


→前から存在は知っていたけど、買ってなかった本オタク、或いは、出版社擬人化漫画。
 SF者の主人公(?)早川さんを中心にジャンル毎の小説オタの日常あるある!や、オタの軋轢を描いてます。
 BookOffにて購入。
 元はblogのweb漫画だったのか…だからオールカラーなんだ。
 オタ描写は割とデフォルメきつめですが、面白いです。
 又ブクオフで見掛けたら2巻以降も買おう。
 つい最近3巻が出たみたい。


ハルシオンランチ 1(アフタヌーンKC)
作者:沙村 広明


無限の住人で有名な、沙村さんのナンセンスSFギャグマンガ
 かつての部下「沖 新次(おき しんじ)」にカネを持ち逃げされ、会社も家族も全て失ったおっさん「化野 元(あだしの げん)」が、突然現れた何でも喰ってしまうローティーンの娘ッ子(ヒヨス)と、おにーちゃーん!と慕ってくる見ず知らずの若い娘「メタ子」と都会の隅っこでサバイバルなその日暮らしに明け暮れるお話。
 無闇にカッコよくてグロい劇画でギャグが展開しますが…この人の他のきっつい作品読んだ後だと“ギャグだから!”と安心して読める一冊。
 しかし…主人公のおっさんが、妙にアニメ版雪風のブッカー少佐に似てて…ジャムの来なかった地球では、零に女にカネを貢ぐ為に会社のカネを持ち逃げされたブッカー少佐が、あんな生活に落ちぶれてる…とか思って読んでたら余計に笑えてしまった。
 次も買おう。


<病的妄想換算表>
・「化野 元(あだしの げん)」 → 「ジェイムズ・ブッカー」
・「ヒヨス」 → 「メイヴ」
・「沖 新次(おき しんじ)」 → 「深井零(ふかい れい)」
・「トリアゾ」 → 「雪風


・青空にとおく酒浸り 1(リュウコミックス)
作者:安永航一郎


→火星人刑事以来、久々にこの人の漫画を購入…って、他に出してたのカナ?
 というか…火星人刑事って完結は…?
 と、まぁ、それはさておき。
 書店で見掛けた時は、強烈なヤクザオヤジの表紙に仰け反って、一瞬買い控えたものの、手にとって中味を確認して見たら…


 実にヒドイ!安心したッ!


 設定的には、向かい死にはぐった時、MM(マイクロマシン)を注入されたせいでやたらと治癒力が上がった主人公(女子中学生)が、似た様な境遇で類似品を注入された女子高生や、父親のパチンカーオヤジとイロイロ悲惨な日常を繰り広げる感じ…?


・redEyes 14(KCデラックス)
作者:神堂潤


→久方の新刊。
 相変わらず、首都でSAAが暴れてます。
 しかし…前半、一般兵がアツイ漢の戦場浪漫をくり広げていても…結局良いとこは、超人兵士に持って行かれチャウのはお約束。
 まぁ、未来BASARAだから仕方無いデスね。
 しかし…SAAって、首にアシスト入ってないの、そこにチョット驚いた。
 あんな鉄兜被ってブーストしたら首折れちゃうヨ!…ま、この漫画に関しては、そんな指摘細か過ぎて、いちいち考えたら負けなんですけどネ!
 相変わらずアツイので、とりあえず良し。


あさりよしとお短篇集 毒入りカプセル篇 (リュウコミックス)
作者:あさりよしとお


→ちょっと…いや、かなり頭が残念な感じの主人公が影の総番と一緒に、学園ほのぼのデビルマンで、地味なハルマゲドンを毎回戦う「メッチェン・ファウスト」が数話。
 あさりよしとお版のどす黒いフランダースの犬が綴られた、「世界冥作劇場」等が収録されてます。
 正直、るくるくの後半とかよりよっぽど面白かった…やっぱりあの人の長編は膚にあわないやも知れぬなぁ。


あさりよしとお短篇集 毒入り錠剤篇 (リュウコミックス)
作者:あさりよしとお


→氏が某雑誌で連載していた、エッセイというか、随筆というか…そんな感じの毒漫画、重箱の隅が一杯と、橋の下に住んでいる自称ヒーローの浮浪者オヤジと、純真な少年の…心温まる(主に給食をたかられる)交流を描く感動作「橋の下の超人」とかが含まれてます。


ラブやん 13(アフタヌーンKC)
作者:田丸浩史


→ここの所相変わらず惰性で進んでいる感があるシリーズですが、ダメ人間カズフサにストーカーがついちゃったり、ラブやんが「条件さえ満たせばカズフサの人生引き受けても良い」的な事言ったり、挙げ句の果てにロリになっちゃったり…イロイロ微妙な方向にぶっ飛んでますね。
 そろそろ終わりに向かってるのかしらん。


・女検死官ジェシカ・コランシリーズ (扶桑社ミステリー)
著者:ロバート・W. ウォーカー


メリケンで結構売れてるらしいFBI検死官をテーマにしたサスペンス。
 内容は…毎回、猟奇的連続殺人者が出てきて、現場とか死体を検証しつつ、執行機関内の縄張り、権力争いをウザがりながら、何故か同業者とか上司といちゃつきつつ、名前が売れたせいで犯人に直接つけ狙われ、最後には自らチャカを取り出して殺人犯と直接対決!(しかも単独が多い)
 毎回そんな感じの…実にハリウッダーなペーパーバックです。
 見所は…多分これでもかと力の入った連続殺人犯のキ◎ガイぶりと、鑑識ネタ、そしてえぐい殺害とか死体の描写とか…じゃないカナ?
 多分クトッルフの呼び声でキーパーやる時に、役立つ様な気がしないでもない。
 …個人的にはブクオフの100円コーナー以外で手を出そうとは思わないかな。


・ミストスピリット 2 試されし王 (ハヤカワ文庫FT)
著者:ブランドン・ サンダースン


→第一部、ミストボーンシリーズで見事、絶対君主の支配を退けた主人公達でしたが…でかい石をどけたら、その下から蟲共が這い出してくるのが道理。
 相変わらず、民衆(スカー)を利用できる虫けら位にしか思ってない貴族共が台頭し始めます。
 ついでに、法律を作って、参政権を与えた民衆は救世主を崇める宗教作るわ、前の方が良かっただの、不平ぶーぶーだわでそっちもタイヘン。
 そんな中で王都を掌握し、王となった、唯一スカーの民を同じ人間だと、心から思っている希有な貴族…エレンドおぼっちゃま王を戴く主人公達は、今度は当のおぼっちゃま王のパパを初めとした脅威に絶対的に不利な守りの戦いを強いられるのだった。


GM「今回は、そんな感じでゲームが始まりまーす、軍の直接的脅威と、暗殺者、政治的攻撃、あらゆる脅威にさらされる陰謀劇なのさ!…ここから、キャラを選んでくれたまえ」


・PC1「王様」…知力が高くて学術スキルに優れる…政治手腕は低い
→【備考】(正直:−5CP)、(誠実:−10CP)


PL一同「オイ!…陰謀物だよな?」
GM「ソレがナニカー?」


・PC2「英雄」…知力以外は高い、スキルはほぼ戦闘と潜入に特化
→【備考】(名声:支配王を倒した救世主+4)、(不眠症:−10)、(性格傾向:偏執狂:−2)(特殊な背景/霧の落とし子:20CP…全ての合金術を使える)…PC1と恋人関係


GM「他にはね…」
PL一同「さーて、とりあえず呑みにいくか…話題は、分かってるよナ?(捕まった宇宙人の如くGM強制連行)」


 そんなでも…ちゃんと小説は纏まってて面白く書けちゃうんだからスゴイよネ!