S.T.A.L.K.E.R. ClearSky


『【STALKER】 Dirge for the planet-firelake』
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2722312


 ん〜、荒涼とした世界で聞いてると良い感じにもの悲しくなってくるイイメロディーです。


 随分長らく日記をサボってましたが、ここの所は、ちまちまとウクライナの廃墟/荒野探索系ホラー風味箱庭探索系FPS S.T.A.L.K.E.R.で遊んだりとかしてました。
 地味に仕事も忙しかったりもして書く気力が湧かなかったのもアリマスが^^;


 先日新作、Call of Pripyatが出たスタルカァですが…今回遊んでいたのは、前作ClearSkyだったり。




S.T.A.L.K.E.R. Clear Sky (輸入版)

S.T.A.L.K.E.R. Clear Sky (輸入版)




 CoPも予約していたんですけども、待ってる間ヒマだなぁ〜とか思っていたら、既にAmazonプライムの即日配達ボタンが押されていたのデスよ!
 輸入版は¥2,980で安かったし。


 で、ようやくおとつい辺りにメインクエストをクリアして、これで晴れてCoPを遊べるって訳です。


 もうCoPも届いた日にインストールは終わっていた訳ですが。
 ついでに日本語化も終わってたり…ていうか、発売されてすぐある程度の日本語化が終わってるとか、有志の人達凄すぎる。


 STALKERのシリーズって日本語化の手順がFalloutとかオブリより簡単でよろしいです。


 ClearSky(CS)の主人公はMerc Scar君。
 前作Shadow of Chernobyl(SoC)のMarked one君に続いて、二人目のまーくんデス。


 とは言っても、CSはSoCの前日譚なので、1人目かも。




【一応…スタルカァについての超絶おおざっぱで簡単なおさらい】


・Shadow of Chernobyl(SoC)
S.T.A.L.K.E.R.: Shadow of Chernobyl_Wiki
http://f44.aaa.livedoor.jp/~mediaact/pukiwiki14/pukiwiki.php


→スタルカァシリーズ1作目、高濃度放射能とアノーマリーと呼ばれる異常現象(局所的な重力異常とか、異常放熱とかのトラップ)まみれになってしまったチェルノブイリ周辺…通称ZONEは、アノーマリーから生成されるナゾの物質、アーティファクトや、中心部にあるという何でもかなえてくれる願望機のウワサに引かれ、軍に閉鎖されているにも関わらずStalkerという冒険野郎達の巣窟になっていた。
 そこで、死にかけで拾われた記憶喪失の男、本作の主人公である彼は名前まで忘れていたり。
 彼は腕にS.T.A.L.K.E.R.と入れ墨されて居た為「Marked one」と名付けられ、持っていたPDAに残されていた一文だけを頼りにぺーぺーStalkerとして旅に出るのであった。


<ホントに詳しい世界観・タイムラインはwikiのこちらへ…>
http://f44.aaa.livedoor.jp/~mediaact/pukiwiki14/pukiwiki.php?%28%2A%A1%AD%203%20%A1%AE%29%8E%D1%8E%C1%8E%AD%8E%B0


【そして、スタルカァClearSky】


・ClearSky(CS)
S.T.A.L.K.E.R. Clear Sky @ ウィキ>
http://www31.atwiki.jp/stalker_cs/


→スタルカァシリーズ2作目。
 シリーズもので良くある事ですが、SoCよりちょっと前のお話。
 ZONEが出来てからそこまで間も無い時期、主人公の傭兵「Merc Scar」はZONE調査の科学者連中の護衛中。
 しかしその時、一行をEmission…放射能荒れ狂い、ミュータント共は庭駆け回る嵐が襲います。
 気が付くとClearSkyという派閥の連中に保護されていたまーくん、お外でEmission喰らって生き延びた事に驚愕されてる様子ですが…とりあえず、一宿一飯の恩義をカタにミュータントに襲われているCS兵を救援させられる事に。


『第二次Emission発生』


まーくん「オイ!フザケンナ!俺はテンドンとか、くり返し系のお笑いがだいっきらい、なんだぁぁぁぁぁぁぁ!(パタッ)」


 そして、二度目の見知らぬ天井イベント。


CSの人「生きてたか、おめでとう!、ふつー死ぬのにネ…二度のEmissionを生き延びたのはZONEでも多分キミが始めてダヨ!コレは目出度いッ!」
まーくん「ああッ?、おかげさまでいきてんよ、てか…おめぇ、アレあるの知ってて俺行かせたんじゃねぇか?」
CSの人「(書類をめくる)ふむふむ…ほぅ、Emissionを喰らって何故か身体能力が上がってるとかスゲェ!キミ、本当に人間かね?親戚にさっちゃんとか居ない?」
まーくん「居てたまるか!…ってきいちゃいねぇな」
CSの人「…ああ、そうそう、言い忘れてたけど、Emission喰らう度にキミの神経はタイヘンな事になってキチャッテるから、多分あと1回喰らったら死ぬYO♪」
マー君「な、なんだってぇ!」


 衝撃の事実。
 まーくんの残機は2つだった!(残り:0)


CSの人「これまでEmissionなんてあんまり起こんなかったのに、ここに来て頻発してるのは、ZONE中央部にアクセスしようとしてるヤツがいるせいなのさ!…そう、EmissionはZONEたんが、“なかにはいっちゃ、ら、らめぇぇぇぇぇ!”って叫んでる声なんだYO!、そうガイアが俺に囁いてる、だから、オマエはヤツを止める為に行くべきなのだ、Emissionで死にたくないだろ?HO!」


マー君「最悪だ…やべぇとこに拾われちまったぜ」


 結局なし崩し的にCS派閥に協力する事になったマー君ZONEの中央にアクセスしようとしているというStalkerを追うハメに。


 …と大体そんな前振りですが。
 相変わらずそんなメインシナリオ放っておいて箱庭をうろつくのが楽しいゲームです。
 ええ。


>初代(SoC)との違い


・装備が修理できる。
→修理という技術がロストテックになってしまっている初代と違い、まだZONEには技術者が居てお金を払えば装備を修理してくれます。
 好きな装備が末永く使えるのは非常に嬉しいデス。


・装備が改良できる。
→装備毎にツリー方式の改造メニューがあり、発射速度を早くしたり、精度を上げたり、弾数を増やしたりと、様々な魔改造が可能。
 お金はそれなりにかかりますが、装備に特色が出せて面白いです。
 初代では持ち歩かなかった拳銃も、強化改造すれば割と使える様になります。
 修理コスト安いし。
 …ただ、改造出来る様になったせいか、無改造では武器の集弾性能がかなり落ちている感じ。
 ついでに、弾丸が落下する様になった為、遠距離を狙うにはそれを見越して偏差射撃するか、長く真っ直ぐ飛ぶ様に初速を高める改造をする必要があったり。


・各派閥に所属する事ができる。
→CSで一番重要というか、売りの機能。
 まーくんは最初ClearSky派閥に強制所属ですが、CSの拠点である沼地を抜け出した後は他の好きな派閥に入れます。
 まぁ、各派閥には敵対関係があるんで、所属せずにフリーの傭兵として各派閥となぁなぁで過ごす事も出来ますが…
 派閥に入ると、その派閥のトレーダーで倍額ふっかけられてた買い物が適正価格になるとか、レア商品が追加されるとか、戦闘で仲間が加勢してくれるとか、かなりイロイロと良い事があります。


 マー君が所属できる派閥は以下の5つ。


・ClearSky → ZONEとは共存すべき、調査するぜ!喧嘩苦手だけどな。
・Stalker → お宝拾って商売する以外興味は無いね、ただしBanditは死ね!Militaryはクソ!
・Freedom → 未知のお宝ザクザクのZONEは地球の宝、もっと外と分かち合おうZE!
・Duty → 地球に出来た癌、ZONEを叩いて砕く!DUTYやらねば誰がやる!ついでにFreedomも死ね!
・Bandit → エンジョイ&エキサイティング!新鮮な肉だ!


 派閥は他にも、ご同輩のMercenaries、冗談が通じないMilitary、狂信者Monolith、劣化BanditのRrenegade、今回影が薄いScientist等が登場します。


 まぁ…何も考えずに入るならstalkerがやっぱり楽です。
 Bandit以外とは敵対してないので、どこの拠点でも修理と売買ができるし。
 とかく物騒なZONEにあって、派閥に入る時に諭される台詞も地味に染みます。


「stalkerになるって事は、ZONEの中でも人間であり続けるって事だ、仲間の背中にナイフを突き立てたり、救急キットをケチって仲間を見捨てる様な真似はしない…」


 …いや、そんな当たり前の事を諭されて、いい人だなぁと思っちゃう様な場所なんですけどね、ZONEて。
 でもまぁ、Fallout3のウェイストランドに比べればイガキチは少ないです。
 Banditは身ぐるみ剥いだ犠牲者をオモシロ半分に放射能汚染地帯に放り込む様なマジ外道ですけどね。
 意見が違うと喋る前に撃ってくるから、その辺シンプルなのかも知れませんが。


 しかし、本当に派閥抗争面白いです。
 週末まるまる潰してGarbageのBandit狩りをしちゃった位に。
 いちいち救援要請のTelが入るんですよねぇ。
 ついクエスト放って助けに行ってしまう。


 しかし、このゲームやたらとクライアントが落ちました。
 1時間に2、3回はクラッシュしてる感じで、ネットの評判もクライアント重い、クラッシュするとあったんで、そんなもんかと思ってたんですが…


 メインクエストでそこそこ進めて、Yanterに行く前辺りでパッチを全くあてていなかった事が発覚。


 そりゃ…落ちるよなぁ…orz


 しかも、パッチをあてるとバージョンが上がりすぎてセーブデータが使えなくなる感じに。


 ダブルショック!システムショック!デスヨ


 仕方ないのでパッチをあて…そして、コレではいつまで経ってももう届いてるCoPが遊べないという事で、ゲームのスピードアップの為に、まーくんの性能を魔改造


まーくん「やめろぉ!やめるんだぁ!ショ○カー!」


 積載重量6倍、移動速度、ジャンプ力は通常の3倍以上、即死しなければHPは数秒で回復するという、超人まーくん誕生。


 Cordonの中立stalker基地からGarbageの入口まで全力疾走で10秒かからない俊足です。


 しかし、そこはZONE。


 Militaryの機銃の前に飛び出したり、Military6人に集中砲火されたり、広範囲大ダメージ型アノーマリーに突っ込んだりすればミンチより酷い事になるのは一緒だったり。


 でも、普通にやってて一番の敵は、攻撃を受けて壊れたスーツの修理代だったりしますが…
 油断するとかなり激しくやられちゃうんですよね。


 そういった紆余曲折を経ながら、ようやくメインクエストをクリア♪
 下手にものを沢山持てる為、落ちてる物全てを回収する縛りを自分に架してしまい、余計に時間がかかった様な気もしますが…貧乏性だから仕方ないのデス。


 最後のミッションのウォーリーを捜せ的なクエスト、最初、本当にターゲットの居場所が分からなくて苦労しました。
 リトライし過ぎていらついた気持ちを、初代と同じくアホみたいに固くてうじゃうじゃ出てくるMonolith兵にぶつけてみたり。
 そして、メインの仕事に失敗して更にリトライ回数が増えるという悪循環。


 クリアしてみると…まぁ、結局初代の冒頭に続くと言う事で…
 まぁ、そういうシナリオなのは分かってるんですが…万一前作を知らないとぽかんとする事間違いなしの割と素っ気ないエンディングだったなぁ。
 ま、メインクエストとか飾りですよ!
 エライ人は多分分かってるんです。


 MODにも普通は入れない派閥に入れる様になって派閥抗争だけをやりまくる為のMODがあるみたいだし。


 とりあえず、次はCoPだな。


<2010/02/25追記>

 初代とCSとの相違点について、幾つか書き忘れていた事があったので、追加。


アーティファクトが見えなくなった
→初代では、安物のアーティファクト程度なら道端に転がっていたりして、遠くから光もよく見えたのでいいお小遣い稼ぎでしたが、CSではアーティファクトは見えない状態で配置されています。
 しかも配置されている場所も、そのアーティファクトを生成するアノーマリー地帯のど真ん中で、ゴロゴロ転がり続けて動き回ってるとか…
 見つける為には装備している探知機を左手に持って、ぴこぴこやりながら近くまで行かなければなりません。
 その状態で大体足下にくるまで近づけば見える様になって拾う事ができます。
 当然、接近するだけでスゴク危険ですが。
 探知機もピンキリで、初期装備のものはピコピコ音が鳴ってその音の間隔だけで判断する…正直あんまり役に立たない代物。
 せめて、音と一緒に方角を示してくれる次世代型のドラゴンレーダー型探知機が欲しい所です。
 高級品になると、場所がくっきりはっきり写ってストレスレス♪
 ちなみに、初代と違って再配置されない為、アーティファクトは有限。
 無計画に売り払って金策すると悲しい事になります…結局勿体なくて1個しか売らなかったなぁ。


・さっちゃんに無敵時間発生。
→すたるかーのアイドル、さっちゃんことbloodsucker。
 ルルイエの眷属みたいな触手を生やしたあいつ。
 初代でもまーくんを苦しめたあいつですが、CSでは、姿を消している間には攻撃が全く当たらなくなりました。
 攻撃をしかけてくる時の姿を現している時に攻撃をしなくては倒せません。
 でも、相変わらず正面から襲ってくる事が多くて、耐久度もちょっと下がってるっぽいので、後ろに逃げながら発射速度を上げた銃か、ショットガンで割と簡単に倒せたりしますけども。
 …まぁ、開けた場所で1対1なら。


 そういえば、ミュータントについてかなり修正の入ってるっぽい3作目のCoPでは、さっちゃんにも地味にイヤな変更が入ってましたけど…それは又CoPの日記ででも。


 ちなみに、ゲーム中では発射速度特化改造をした「Akm 74/2(AK-74)」と精度特化改造をした「AC96/2(Izhmash AN-94 "Abakan")」を持ち歩いて愛用してました。
 拳銃は犬とか豚狩り用なので適当でしたけど。