トリニティ&ヴィーナス〜謎の中国人ドイツ忍者〜


 D&Dのセッション後、一寝入りした後、耕介のPL(トミー氏)のGMにて、FEAR社のSRSシステム、「トリニティ&ヴィーナス」にてセッション。
 ランダムでNPC達、シナリオの状況を決めて進行していく、「シナリオクラフト」でセッションが行われました。


・桐咲八重香(きりさきやえか/女/18才)
→私のキャラデス。
 達人型で、防御型のスタイル、デフォルトのアーキタイプを微調整し、成長させただけ。


・紅紫(くれないゆかり/女/1?才)
→火をだしてばんばん燃やす術士型。


・吉田君(よしだくん/男/20才)
→スタイル忘れた…多分、アタッカー的な何か、鷹の爪団に所属している…?


・下忍氏のキャラ(PC名を失念/男/?才)
→武器を出して近接で殴るキャラ、アタッカー。




 みんなでダイスを振って、敵とヒロイン、そして、協力者NPCを決めていきます。


・敵
→謎の中国人(顔に京劇みたいな化粧をしている)で、忍者(術を学んだのはドイツ)で、PC達の事を実験材料だと思っている。


・ヒロイン
→古風なお下げの眼鏡ッ娘で、プロテニス選手で、原初の水*1の化身で、人間に憧れていて、ついでに電波 or 思わせぶりな台詞を吐く。
 ついでにヴィーナス(敵の組織)は危険な存在で、滅ぼすべきだと思っている。


・協力者
→アロハを着ている、探偵のふりをした、探偵で、冷徹だが実は熱い心を持っている、PC達の事は可愛い弟、妹達の様に思っている。


 既にナニか、大変にカオスなモノを感じます…


 とりあえず実際の事件は何故か大竜巻が起こっていて、有明のスポーツイベントに出ていたヒロインがこれに巻き込まれるというもの。
 当然、大竜巻はヴィーナスの中国人ドイツ忍者がおこした災害。


 原初の水の化身である彼女の護衛に送り込まれていたPC達は彼女を護衛しつつ、事態の打開を計る為に活動を開始。
 シーンの締め毎にある、ポイント獲得の為の判定*2を成功させて情報を収集したりしていきます。


 途中敵のエンカウントイベントの値を振り、PC達が5LVの所に7LVモブと6LVの単体の敵との戦闘。
 元々、攻撃力が異様に高く、防御は弱いシステムの事ゆえか、7LVモブから、ヒロイン、下忍氏の前衛キャラを続けて庇ったMyキャラの八重香さんはいきなり戦闘不能に。
 やたら苦戦して倒す一同。


 MPを使い切ってしまった一同。
 しかし、下忍氏のキャラクターの神業により、MP回復の鎮静剤がトリニティの有明秘密研究所から差し入れられた事になり、ヤクを打って復帰。


ワタシ「非常事態である、彼女をヴィーナスに渡す訳にはいかん、過酷な手段を用いてでも士気を維持するのだッ!…とか?」
GM「なんだかな〜」


 ダイスを振ると、どうやら竜巻作戦でヴィーナスにまでヒドイ損害が出ている模様。
 謎の中国人ドイツ忍者に詰め寄るヴィーナスの連中、そして、始末される。


「内輪もめか〜」


 そして、順調にポイントは溜まり、最終的にPC達の前に現れる謎の中国人ドイツ忍者。


吉田君「に、兄さん!」
中国人ドイツ忍者「フ…良くやった吉田君、いままでご苦労」
吉田君「え!?今のネタ拾っちゃうの?」
GM「ええ、TRPGは自由なゲームですから、結果は拾っちゃって下さいヨ」


 しばし困る吉田君。
 しかし、ようやく実の兄と戦う事になったのであった。
 戦闘不能になったり、MPを限界まで減らしてでもとっていた神業をどんどん使って攻撃する一同。
 そして、さっきのランダム遭遇よりも簡単に倒されるボス。


 ヒロインも協力者のアロハ探偵も守れて、目標達成!


 中々面白かったです。
 又、セッションやりたいなぁ〜

*1:このゲームで、PCと敵達に特殊な能力“VIP”を与えた物質らしい

*2:トリニティ&ヴィーナスでは、シーン毎に登場していたキャラクターが「2D6+好きな能力の修正値」でGM提示の値以上を振る事でシナリオの達成点を蓄積でき、それが溜まったらシナリオがクリアできます…もしも9シーン以内に貯められなかった場合は、強制的にシナリオが進行し、大抵の場合バッドエンドになる様です