こんにちはシェル・レラン
ちゆり「…昨日はヒドイ目にあったなぁ」
くびしろりか「なんか、商売ものつくりたいな〜」
やしお「確かちゆりんの倉庫に肉が一杯に詰まってたと思うけど…」
ちゆり「えッ、もぉ、勝手に見ないでよね」
我が家の人間国宝様が、何だかもの凄く久しぶりに倉庫の品ざらえをする気になった様デス。
とりあえず我らが墓地姉妹の次女、ちゆりさんの倉庫を勝手気ままに開け、中にみっしり詰まったオルヴァン肉1k個から始末する事に。
ムトゥームで出所不明の冷気に冷やされて保存状態は非常に良好ですが、放っておいたらその内合体してゾンビオルヴァンにでもナッチャウかも知れませんからネ!
普通に焼いてもいいんですが、レシピが増えた昨今、それじゃ詰まりません。
料理スキル100の腕が泣こうというモノです。
とりあえず、オルヴァンサイコロステーキ(防御力+10)にでも加工してみる事にします。
ちゆり「なんだ、別に難しく無い料理だなぁ」
くびしろりか「う、うるさいうるさいッ、材料1k分集めるんだから、簡単なのがイイのッ…麻婆豆腐にでもすれば良かったんかいッ」
やしお「別にそっちでもいいけどなぁ、とうがらしもネオク高原で採れる様になったみたいだし…大体素材集めてくるのアンタじゃないじゃん」
…ちなみにカットステーキの材料は「オルヴァンの肉」、「大根おろし」、「塩」、「醤油」。
塩はそこらで売ってるし、醤油も夜間キャンプ辺りで何とかなりそう。
残るは大根…まぁ、ネオク高原のテクス前かな…
素材収集担当、ほんだヒロ、参上!
ほんだヒロ「がんばりまーす」
テクスギルド前でひたすら二十日だいこんを収獲。
ほんだヒロ「あれ、はっぱがいっぱいです」
貝割れ大根なんて昔は採れなかった様な…使い道は、エルガディン風パスタ…うーむ、素材にキャビアとか入ってる料理はあんまり作らない様な気がする…
ま、いっか採っておこう。
なんだかんだで大根100本収獲。
大根おろしにすると10倍になるので、これで十分。
さて、お次は醤油…夜間キャンプへ…って昼間かい!
くびしろりか「…いちいち夜まで待つのメンドイ」
やしお「めんどいってねぇ、アンタ、買いに行くのこっちなんですけど…」
ミーリム海岸キャンプのレコ石はやしおさんのインベントリに入ってるので、セージの葉とか微妙レア&高価素材の買い出しはやしおさんの役目。
くびしろりか「作りたい時にぱぱーっと材料揃えたいのよ、収獲じゃ仕方ないけど、売っててお金もあるのにいつでも変えないのはイヤ!」
やしお「この子は、平然となんちゅー我が儘を…生産スキル上げで甘やかし過ぎたかな〜」
くびしろりか「…わたし、レランになるッ」
ちゆり「…はい?」
くびしろりか「だって、グロムって汗臭いし、ギルマスは男女構わず、うちの娘に手を出して無いだろうなって言いまくる、ど変態だし〜、そろそろ辞めたかったんだ、ハンマー貰ったし」
やしお「あんたねぇ…鍛冶一徹のせんき姉さんが聞いたら、金ぴかつるはしでヤキ入れられるわよ、魔院狼怒比苦悪主!とか言って」
くびしろりか「よーし、早速辞めてくるねッ」
『聞いてねぇ』
『あんただ!主にあんたのせいだッ!』
早速グロムの親父に辞表に叩き付けたりかは、ビスク港のシレーナ様に願書を提出します。
『やっぱこう…オシャレじゃないとね〜、ヲンナノコだしっ!』
めでたく“皿洗い”に。
くびしろりか「料理100の人間国宝サマに皿洗いとは流石にビスクの味皇と言われるシレーナ様…しかし、此方もまけちゃ居られないッ、必殺、ブレンドミックスパシリっ」
とりあえず、ポイント稼ぎにブレンドミックスを海蛇の巣に配達するクエをこなすりか、帰り道もの凄く迷う…
くびしろりか「さて、次はギルド恒例のなぞなぞか〜、簡単簡単」
流石にこれは他の姉妹の力を借りずに楽々クリア。
簡単に“見習い”へランクアップ。
一発で才能を見極められたりかに魚介のマリネを要求するシレーナ様。
しかしその程度の料理既に知っている…というか、昔露天で売ってたし。
くびしろりか「赤身魚の切り身に酢、そして、たまねぎ…じゃ、早速採ってきて♪」
ほんだヒロ「は〜い」
やしお「こいつ、そろそろシメた方がいいんじゃ…」
ミーリム海岸でダイアロスマーリンを釣り上げ、イルヴァーナの人参畑へテレポするヒロ。
ほんだヒロ「あれ…たまねぎさんがないです、こんにゃく芋…?」
そう、長らく来ていないうちにドワーフが作付けを変えてしまっていた*1のです。
ほんだヒロ「たまねぎさんどこですか〜」
アルビーズに行ってもなかった為、レクスールに行ってみると、なんとキャベツ畑にたまねぎが追加されていた様子。
ほんだヒロ「やったぁ♪」
喜んでいただくヒロ。
勝手に畑からぱくっていいなんて、ダイアロスっておおらかでイイですね。
まぁ、一部襲ってくる畑もありますが…
一方やしおさんはエルビンで酢を買ってきました。
やしお「はい、酢」
くびしろりか「ん〜、酢ならギルド前の食べ物屋で売ってたのに」
やしお「う〜(こいつ、後で絶対シメる)」
くびしろりか「これでどうだッ」
シレーナ様「ふふ、なかなかお見事でしてよ」
めでたく“料理人”ランクアップ。
すぐさま、次の試練を課すシレーナ様。
シレーナ様「まだまだ序の口でございます事よ」
くびしろりか「なんでもきなさい〜」
ほんだヒロ「きなさい〜」
やしお「…勘弁して」
どうやら次は、魚の塩釜焼きを提出する必要がある様です。
くびしろりか「簡単簡単…作った事無いけど」
やしお「オイっ!」
材料は赤身魚の切り身に塩×10個に蛇の卵。
結局パシされるヒロとやしお。
ヒロはギルドのよこっちょで釣りするだけですが…やしおさんはミーリムの座礁船までやってまいりました。
確実に卵をドロップするといえば海蛇デス。
やしお「へび、蛇、へーびッと…」
丁度モニ子が海から上がってきて、1匹蛇が来てます。
モニ子はどっか行っちゃったので、貰っていいみたいです。
やしお「らっき〜♪」
海蛇は結構HPが高いので、高火力のカオスフレアの練習台にしてやります。
やしお「うりゃッ!…っ、いででッ!」
いつの間にか複数の海蛇に囲まれてるやしお。
そう、大抵の場合、海蛇は複数釣れているのでした…
やしお「ぎゃあ、り、りじぇね、オール!」
防御力0のやしお、被害甚大。
尊い犠牲を出しつつ素材は集まり、りかさんは目出度く“料理長”に…
カマロン「おめでとう御座います、これからはりか様には此方の限定素材をお分けできる様になりました、ご利用下さい」
くびしろりか「やった〜」
ほんだヒロ「やりました〜」
やしお「…ぜーはー、で、で、どうよ」
くびしろりか「醤油くださーい」
カマロン「はい、1本66gになります」
くびしろりか「たっかーい」
カマロン「厳選素材で御座いますから」
くびしろりか「ま、いーか、今度気が向いたらにしよっと」
やしお「こら待て、作るっつったからには、絶対に作らせるッ!」
くびしろりか「えーっ、そんな原価じゃ商売になんないよぅ!」
結局作った…オルヴァンサイコロステーキ…原価43g少々…Tikoruさんの情報によると、市場価格は30〜40g。
やしお「ぎゃー!」
くびしろりか「だからいったのにー」
ほんだヒロ「おいしいですよ〜」
やしお「あんたも、商売モノ喰ってんじゃないッ!」
*1:いや、アップデートで農作物の大幅な改変が…