隔世の感

 ここの所、ネットの某掲示板等で多分、FEAR社のルール類によるものだと思いますが、あらかじめセッションを行う際に、GMからプレイヤーに配布しておく情報類を指すのによく使われる「ハンドアウト」が、「別に要らない」とか「是非とも必要」というアツイ議論が繰り広げられているのを見ました。
 私は元々箱で売っていたD&Dから始めたくちなので、姑息にお宝を掠め取ってせこく生き残り、その日暮らしをする破落戸冒険者の性質が染み付いておりまして、今日日の若人達のドラマチックかつ、ダイナミックでビジュアル派なプレイの様子を漏れ聞く度にちょっとした違和感を感じたり、感心したりなのですが。
 シリアスかつ、ドラマチックなセッションていうのは身内ではなかなか難しいので、割と未知の領域なんですよ。
 一歩退いた所から見る癖もありますが、ああいうのは、GMとプレイヤー双方のどちらかにわずかでも照れがあると、一気に醒めてしまいますからね〜
 難しいです。
 私は基本的に自分がGMやる時には、あんまりシリアスオンリーの話は作らない様にしてますが。
 流石にギャグだけで作りすぎてもあきが来るので、やる時はやるんですが、シリアスでしかも設定が悲惨だったり凄惨だったりというのは、お話を作る側が妙な感覚に酔いっぱなしになりがちな傾向があるので、やる度に自分がイタクてサムイ人だというのを再認識する結果に終わるだけの事が多い様な…


 コンベンションとかに行ったりしない身内サークルのセッションオンリーなんですが、フリープレイのコンベンションに行って遊んだりする為には、やっぱり今日日のリプレイとかは基礎教養なのかしらん。
 ま、読む気が少しでもあったならば、既に資金が許す範囲で乱読してる筈だし、読まないだろうなぁ。