恐怖の如何物料理人「ちゆり」


 少し前に「やしお」と「こはる」の為に「プリーストスペルブック」を獲得するクエストを連続してやったんですが…実はあの時から、あちこちのギルドで教えてるスキルをばらばらに習得している「ちゆり」の「シップ装備」を取ってみようと思っていたのです。
 「ちゆり」のメイン技能は「刀剣」、「回復」、「死の魔法」、「料理」…「料理」に関してはすでに「シェフ包丁」を獲得しているので問題はありません。
 「厨房装備(通称:シェフ服)」を獲得する為には「呪文抵抗」が足りません(0です)ので、とりあえず最初は「刀剣」スキルの「シップ装備」、「剣士サーベル」を取りに行く事にします。
 しかし、「刀剣」スキルのクエストは「武閃」ギルドの管轄…「ちゆり」が現在所属している「シェル・レラン」からはいったん脱退する必要があります。
 ちょっと気がひけますがギルドマスターの「シレーナ」様に辞表を提出します…すると、何故か「その腕を腐らせたくないのなら…」と「FutureAge」行きを勧められます…


 「シレーナ」様、ソレはうそんこ教えてギルドの機密を知ってしまった者を暗に抹殺しようとしているのですか?」


 まぁそれは兎も角…時間的には夜が明けた所なので、手近な所から「武閃」の「刀剣」クエストを受けに行く事にします。
 しかし…昔「こはる」が「武閃」に入った時には体育会系の下積み時代みたいなカンジで、ひたすら蛇肉を献上しても、中々ランクアップクエストを紹介してもらえなかった苦い青春の一ページがあったりしたので、今回は事前に「コボルドフォロアー」を虐殺して「コボルトの包帯」を100個位用意しておきました。


ちゆり「オグマのアニキー!武閃に入れて下さいな♪」


 一声挨拶すると、「武閃」ギルドマスターの「オグマ」氏は快く「オグマファンクラブ」に入会させてくれました。
 …相変わらずこの人はどこまで本気なんだか分かりません。
 とりあえず、「狼・即・斬」のクエストで「コボルトの包帯×15」を寄越せという事なので、ぽいと「オグマ」のアニキに渡すと…


オグマ「お前、中々努力しているようだな!そろそろランクアップクエストを紹介してやろう!」


 アレ、随分とあっさりとランクアップクエストを紹介してくれますね…まぁ、「コボルトの包帯」はこの後の「アルケィナ」のギルマスへの貢物に出来るんでイイですけど。
 チョット「オグマ」のアニキ、「こはる」の時とは随分と態度が違うじゃありませんか?
 もしかして「赤毛」の方が好きなんですか〜?


 と、下らない事はさておき。
 早速、お目当ての「刀剣・斬・先達」クエストを申し込み、「オグマ精神注入棒」で気合を注入されてから倒すべき達人がたむろしている「ガルム回廊」へ向かいます。
 「レクスールヒルズ」からシカが一杯いる側の「ガルム回廊」へ入ります…そして、昼間から焚き火を囲んでゴロゴロしている、社会的に不必要っぽい野蛮人共の集団に近づきます。
 見た目が「イブス渓谷」にいる「サベージ」のエライ人そのまんま故、チョットイヤな記憶が頭を掠めますが、怯まず目当てのエモノを握ってる野蛮人(マーノ)に喧嘩をふっかけます。



『しんだれやぁ!』


 特に問題なく撃破!
 ま、さすがに「刀剣」はもう85ですしね…いや、クエストだとダメージとかは変わりませんがw


 死体から「剣士サーベル」を奪い取ると、「セイバーブレード」に進化…見た目は「クレイモア」なんですね。
 とりあえず「せんき」の為の「生皮」をgetする為の犬*1狩りには重宝しそう。
 早速ギルドに帰って、クエストの成功をギルドマスターに報告します。


ちゆり「オグマのアニキ〜、マーノのタマ殺ってきました♪」
オグマ「よ〜し、オマエの事をちったぁ見直したぞッ!」
ちゆり「はい!ありがとうざいます!ところで、武閃やめたいんですけど?」
オグマ「なにぃ!キサマ俺のファンクラブをやめるだとぉ!」
(以上脚色率70%)


 いや、別に「オグマ」のアニキのファンクラブじゃないんですが…まぁ、大型特殊免許取りに自衛隊に入る若者じゃあるまいし、フツー怒りたくもなりますね〜


 しかし、あくまで止めるとごねると、割とあっさり開放されます*2…しかし、「運命に逆らって進め」はいいですが…「FutureAge」吶喊を勧めるのは運命に逆らい過ぎだとオモイマス。


 さて、体育会系集団とはすっぱり縁を切れた事だし、ちょうど夜も更けてきたので今度は(多分)頭脳派集団の「アルケィナ」ギルドへ入信を試みます。
 きっと、「超頭脳歩兵中隊BVD」並の頭脳集団に違いありませんよ〜、とかスキップしながら、「ギルドマスター代行」と「ルーチェお姉さま親衛隊」の隊長を兼任している「同志フレッサ」に接触

 
ちゆり 「同志フレッサ!アルケィナに入信希望であります」
フレッサ「へー、それはうれしいなぁ、でも、ボクがルーチェおねぇさまからお預かりしてるこのギルドに入るにはちょっと条件があるんだ〜」
ちゆり 「…早速お近づきの印に、ギルド直営の魔法研究所にて“マイナーバースト”等購入*3させて戴きましたデス、押忍」
フレッサ「ありがとう、ルーチェお姉さまが帰ってくるまでいっしょにがんばろーねっ」
(以上脚色率65%)


 しかし…「アルケィナ」のトップって「ミスト」様だった様な…まぁ、確かに「ルーチェ」様は前ギルマスでしたけどね。
 「同志フレッサ」が「ミスト」様に更迭されない事を祈りますw
 と、それは兎も角…早速「谷を巡る、祈りの声」クエストを受け、「武閃」で使った付け届け「コボルトの包帯」の残りから15個を「同志フレッサ」に献上します。


フレッサ「へぇ、きみ凄いんだね!そろそろランクアップクエストを紹介しちゃうよッ!」 
ちゆり 「�堯柄瓮叩Ą法�


 どうも今「アルケィナ」には、尉官佐官の士官クラスが不足している様デス…マブ教との抗争が激化してるんでしょうかね〜、しかし、物量的に見ると「ラル・ファク教 = ジオン」、「マブ教 = 連邦」な感じ…


 閑話休題


 橋の上にいる、「ウホッ」が口癖のギルドガイド「ガーナ」が出題するMoEの基礎知識クイズの10問抜きを軽くこなしてランクアップ!「祈りし者」へ進化をはたしてから、お目当ての「回復と神を信ずる者へ」の装備クエストを受けます。
 このクエストは、先日「やしお」と「こはる」で2回もこなしているので、手順はもう良くしっているのですよ♪
 とりあえず「アルケィナ精神」を注入して貰い、いそいそと「アルビーズの森」経由で「ムトゥーム墓地」へ。
 鼻歌を歌いながら目的地の野営場所で本日の獲物の「ナーイア」を探していると、ふと背後に不穏な空気が…


『デスナイト×6 スカルパスワンダラー×8』*4


 とんでもない軍勢がすぐ近くに集結してます。
 前は良く見てなかったんで、全然気がつかなかったんですが…あんなのに襲われたら、絶対にたすかりません。
 兎に角早く「ナーイア」をぶちのめして帰ろうと思うのですが、焦れば焦る程、周囲の暗さも手伝って目的の人物が見つからず…


ちゆり「ほ、骨が!骨がッ!」


 忍び寄っていた尖兵の「スカルパスワンダラー」に殴られる「ちゆり」…そして、雪崩を打つように本隊が…


『ぷちっ』


『死亡確認』


 そりゃ、即死ですよ…もう。
 「アルケィナ精神」の炎も消えちゃうし…とりあえずソウルバインダーで死体を回収し、「同志フレッサ」に泣きを入れてもう一回「アルケィナ精神」を注入してもらいました。


ちゆり      「遠いのめんどっちいなぁ〜」
オルヴァンブルート「オマエウマソウ?」
ちゆり      「ギャアァ!」


 失敗をぶつくさ言いながら「アルビーズの森」をちんたら歩いてたら、大変なストーカーに目をつけられてしまいました!
 「オルヴァンブルート」は「デスナイト」より強くて足も速い、困ったチャン。
 「アイツはにっこり微笑んで、危険の中に駆けてゆく♪」*5なんて趣味があればまた別ですが、「趣味:料理(耳のカリカリ焼き)」というかよわい「ちゆり」のとる行動は…


『逃げるんだよぉぉぉぉぉ!』(by JOJO)


の一手です。
 しかし…こいつは本当にどこまでも追いかけてきます…森を突っ切って、「ムトゥーム墓地」へ入る「キラープラント」ゾーンの所まで来ても、まだ後ろに居ます(泣)
 しかも、こんな時に限って「キラープラント」狩りをしている人がいるじゃありませんか!
 確かにこのまんま走れば確実に逃げ切れそうですが、そうなると、絶対にこの人が襲われてしまいます…流石にそれは迷惑千番過ぎるので、泣く泣く踏みとどまって戦う道を選択。


ちゆり      「でっけぇトカゲめぇ!」(Miss)
オルヴァンブルート「ばちこーん」(78ダメージ)


 あいたたた、3発食らったら死ねます、コレは…
 しかし、その時…ぐぐっとHPゲージが回復するではありませんか。
 どうやら、先刻「殺人植物」を狩っていた人が「ちゆり」のあまりのもやしっ娘ぶりが可愛そうになったのか、支援してくれているようです。
 回復支援が貰えるならもうこっちのものです。
 攻撃に専念して何とか「青トカゲ」を撃破♪
 お礼を言おうとして振り向くと、回復をくれたナイスガイはすでにせっせと「殺人植物」を狩ってました。
 とりあえず、トカゲの死体を漁ると「レギングオブドゥーリン」発見、喜んで懐に着服*6もう夜明けも近い為先を急ぎます。
 今度は、無事「ナーイア」を見つけ出して戦闘に持ち込む事に成功…しかし、HPを削ると「ライトヒーリング」をかけまくられ、全然勝負がつきません…やっぱり「チョッパー」を装備したまま殴るのは良くないらしいデス。
 まぁ…クエストPCには武器自体のダメージは入らない*7ですから、とりあえず、手元にあった「シェフ包丁」を装備して切り刻んでやります。
 流石に振る速度が倍くらい違うと、敵の呪文詠唱を効果的に邪魔する事が出来ます♪


ちゆり 「料理してやるぅ!」
ナーイア「残念だがタイムリミットだ、このマヌケ野郎!」(消滅)
ちゆり 「�堯�


 なんと、切り刻み終わる前に夜明けが来てしまいました…orz
 しくしく泣きながらも「アルケィナ精神」の効果時間を温存する為に、「せんき」へキャラチェンジ*8…夜が来るまで採掘に励みます。


 夜がやって参りました…必殺の誓いも新たにログインした「殺人シェフちゆり」の手にはキャベツの千切りから小麦粉の攪拌までできる魔法の「シェフ包丁」がギラリと光っています。



『今宵の“シェフ包丁”は食材の血に飢えておる…』


 あっさり「惨殺完了」…実はさっきから隣に別の本を狩りに来たとおぼしき人が立っていたんですが、返り討ちにあってマス。
 しかし…先刻「ちゆり」を瞬殺した「肉体の悪魔」共がすぐそこまで迫っていた為、「テレポート」で脱出。
 実にきわどい所でした。*9


 早速装備してみると「プリーストスペルブック」から「ハイプリーストスペルブック」へと本が進化、最終形態にする為にはもう少々の修行が必要です。


ちゆり  「殺ってきました♪」
フレッサ 「わぁ、すご…」
ちゆり  「じゃ、アルケィナ止めますね♪」
フレッサ 「�堯張Ś泪┐覆鵑謄丱呂帽圓辰董⊃┝蠅某А垢箸気譴舛磴┐个いい鵑瀬叩Ą�
ちゆり  「二度とこんなとこにくるかっ!」


 どうも、各ギルドのマスターは「FutureAge」を「人材のゴミ箱」みたいに考えてるっぽいような…じゃ「イーゴ」様は「最終処分場」の管理人なのか〜


 とかアホな事を考えつつ「ちゆり」は古巣の「ムトゥーム地下墓地」へとやって参りました。
 昼も夜も暗く、じめじめした墓場の瘴気が実に体に馴染む居心地のよい空間です。
 取り敢えず一息いれるついでに「暗使」の「死者に、闇の引導を…」クエストで使う為の「ニカワ」でも集める事にします。
 クエストには一回に付き「ニカワ×5」個が必要です…ゾンビ系がよく落とす為、一階層下に腐る程いる(というか腐ってる)「ゾンビドッグ」でも切り刻んでやる事にします。
 早速オニューの「セイバーブレード」で切り付けると、3回でやっつけられる感じデス…試しに「フリーズブレイド」をかけてみたら、2回で両断!
 中々いい感じ♪
 「ゾンビドッグ」は異常に湧きが早い連中なので、もう切ってるそばから噛み付いてきますが…三国無双気分の「ちゆり」の敵ではありません。



『闇を切り裂く光の剣!…暗使には似合わない武器だなぁ〜』


 いい加減疲れてやめた時には「ニカワ」が100個も手元に…絶対こんなに使わないだろうなぁ^^;
 まぁ、「目玉×628」とか「どろどろした液体×121」、「血管×160」とかはいい感じにお金に変わってくれそうですが。


ちゆり「わたし死神なので暗使に入れてクダサイ」
エクア「なんか…へんなのがきたわねぇ…はいはい、“サモンヴァンパイアバット”を憶えてきたら入会させてあげるわよん」
ちゆり「はーい」


 勿論皆さんご存知だと思いますが、隠居中の「オリアクス」のアニキの代わりを務めているのは、「エクア代行」(パンデモス/男)デス。
 (多分)野太いオネェボイスが似合うナイスガイだと思います。
 「ニカワ×5」を一回渡しただけで、ランクアップクエストを紹介してくれたしね♪
 …他のマスターもですけど。


 取り敢えず無愛想な「マラクス」に無愛想に励まされたり褒められたりしてる内にランクアップ成功、って、この人結構いい人ですよ?
 まぁ、「エクア代行」は「誘惑に反応しないカタブツだからキライ」と言う事デスが…「マラクス」さん、上司を選べないのってキツイですね…


 さて、いよいよ本日の最後のクエスト「死に魅せられし者よ…」です。
 「エクア代行」に「マブ魂」を注入して貰い、ビスク経由で「イブス渓谷」へ向かいます。
 今回の目的は、渓谷に2つある塔の内、西側*10に昼間だけ現れる、ガルム回廊の蛮族と同様、社会的に不必要っぽい集団の中から、「ユティル」か「ルーメン」というラル・ファク教徒をぶちのめして「シャドウソード」をとってくる事デス。
 正にこれこそ「ころしてでもうばいとる」の実行ですね〜


 さて、道順自体は「コットンイーター」や「イビルダンサー」を狩る時に歩く勝手知ったる道、問題なく到着〜



『諸君、狩りの時間だ!』


 「ちゆり」必殺の「シェフ包丁」がうなります。
 程なくして「ルーメン」を料理する事に成功♪
 気分は「ブロッケンマン」をラーメンに調理しちゃった「ラーメンマン」?…「手首ラーメン」て売れるかな。
 「レッドスープ」の材料に「指」が入る位だから大丈夫でしょう♪


 「シャドウソード」を装備すると「リーパーチョッパー」に進化!
 真っ黒いチョッパーでかなりカッコイイですよこれは!…ダメージは40止まりですけどねw


 取り敢えず「ムトゥーム地下墓地」に戻って「エクア代行」に戦果を報告してクエスト成功。
 ギルドは暫く「暗使」のままにしておく事にします。
 やっぱり「イカモノ、ゲテモノ」料理を研鑽するなら「暗使」がよいですからね〜
 何時か「キワモノ料理道」を極めて「シレーナ」様の下に帰るまで「ちゆり」の料理修行は続くのでした…



『今日はつかれたなぁ…』

*1:ナイトハンター

*2:まぁ、当たり前ですがw

*3:アルケィナに入るには破壊魔法の“マイナーバースト”を習得している必要があります

*4:見えただけでデス…正確な数ではありません^^;

*5:超電子バイオマン”なんて憶えてるお友達はいるかな?

*6:実の所支援をくれた人に譲ろうかと思ったんですが、自分が逆の立場だったら断りそうなんで止めときました^^;

*7:アルケィナ魂の炎の固定ダメージだけ入ります

*8:討伐クエストの際ギルドマスターがかけるbuff効果は、普通の魔法と同じく効果時間中にログアウトすると効果時間を温存する事ができます…知ってるとクエストの時ちこっとだけ便利デスね

*9:まぁ、この段階でクエストに失敗しても現物は貰えるのでいいんですけどね

*10:左側の“コットンイーター”が1匹しか湧かない方ですね