オマエの罠でぶちのめせ!


 こんな辺境までぐだぐだのMoE日記を読みにキチャッタ皆さんすみません・・・最近チョットMoEはサボり気味だったり・・・


 理由は幾つかあるんですが、取り敢えず、今はTECMOのZEROチーム製作のPS2用ゲーム「影牢Ⅱ 〜DarkIllusion〜」のせいなのですよ〜
 「影牢Ⅱ」はPS初期の時代に発売されたシリーズ初代となる一人称視点のトラップアクションゲーム「刻命館」と世界観を共有するゲームである為、通称「刻命館シリーズ」と呼ばれるシリーズの第四作目、PS2では初めての作品となります。
 タイトルが「影牢Ⅱ」となっていますが、初代の「影牢」は「刻命館」の次に発売されたシリーズ第二作目となる作品で、「MAPに侵入した敵を、トラップを使って排除する」という基本的な目的は変わらない*1ものの、主人公を「ミレニア」という女性に変更し、視点も客観視点に一新されています。
 又、初代ではそれまで使用する度に拠点に戻って仕掛けなおさなければならなかったトラップを、ステージ開始前に装備する「天井」、「壁」、「床」それぞれに3種類持てる罠の中から一つずつ選んで、一部屋に最大で「天井」、「壁」、「床」の三箇所に一度に設置でき、それらを連鎖的に組み合わせて使用する事により「トラップコンボ」を行う事が出来るという、初代の「刻命館」とは全く別物のゲームになっており、三作目の「蒼魔灯」は基本的に「影牢」のシステムを踏襲したゲームとなっています。
 上記の様な理由から、シリーズ第二作目の「影牢」からが「トラップアクション」としての「刻命館シリーズ}の初代作となるかもしれません。


(以下シリーズの変遷)


刻命館」(PS、主観視点、主人公は王子様、トラップは消費式、トラップコンボ不可、MAPの増築可能)
  ↓
影牢 〜刻命館 真章〜」(PS、客観視点、女性主人公:ミレニア“殺戮兵器として養育”、トラップコンボ初導入、トラップを装備する方式に、トラップはチャージすれば無限に使える)
  ↓
「蒼魔灯」(PS、客観視点、女性主人公:レイナ“国営の人身売買組織に拉致される”、HPが0になってもコンボ継続可能に、トラップのマイナーカスタマイズ可能、チュートリアル有り、本編以外に難解なおまけステージ付き)
  ↓
影牢Ⅱ〜DarkIllusion〜」(PS2、客観視点、女性主人公:アリシア“継母に苛められる王女様”、トラップのマイナーカスタマイズ削除、大掛かりな部屋備え付けトラップ“ダークイリュージョン”導入、チュートリアル無し、本編1話毎にプレイ可能なステージ“サイドストーリー”有り、“サイドストーリー”はクリア後セーブデータを継続してプレイすると奇数偶数周で別ものに差し替えられる、何故か王女付きの侍女は黒ゴスロリ装備)


 と、まぁ、歴史はこれ位にして、実際の感想なんですが。
 ・・・やっぱり面白いです^^
 動きが滑らかになっている分一部の敵から逃げるのが結構タイヘンですが、流石にキレイです。
 トラップのマイナーカスタマイズが無い分、トラップの数が減った様な気がしたり、トラップを開発する時にトラップの開発系統図が見られなかったりというシステム上の不満点や、部屋の設置トラップが異様に増えたのは良いとして、何となくトラップが繋がり難くなった様な感じがするという体感的なものはありますが、PS2では初めてという事を考えれば満足できる出来です。
 それに・・・「刻命館シリーズ」の初代から受け継がれている、「侵入者全てにトンチキな近況プロフィールがついてる」仕様は相変わらずついてるし、ついでに、「このシリーズに出てくる王様はどちらかといえば無能っぽくてアレな人」という特徴も踏襲してくれてます。*2
 トンチキとはいっても、「自分は勇者だと信じて疑わない」程度なら良いんですが、「兄貴分の妹に3年越しのプロポーズを成功させ、近日中に結婚式を控えている」とか、「不治の病にかかった子供を救う為の秘密があると信じて館に忍び込んだ村人」辺りは、何とも言えない後味の悪さが・・・
 良い方向に考えれば、昨今のゲームをプレイ中に「空気を呼吸するように」、あるいは「貴様は今までに食べたパンの枚数を憶えているか?」という感じに犯している悪徳行為に関して一石を投じているというお話もありますが・・・主人公に殺された親を探しに来た男の子(単なる村人)に躊躇いも無くコンボをぶち込む仕様じゃ説得力が無いか^^;


 主人公のアリシア王女を追ってくる兵隊を容赦なく、スプリングフロアで跳ね飛ばして、落ちた所で壁から生える槍(ギルティランス)で刺して抜いて、引っ張った所へトラバサミで拘束、プッシュウォールで押し出した先で大きな岩と叩き落して「メシャァッ」と止めを刺す!


『王女様やり過ぎデス』


 なんかイヤな事でもあったんでしょうか・・・まぁ、「ムカつく継母に親父殺しの罪を捏造」されては致し方ないですね。
 黒ゴスロリ侍女の「レイチェル」も火の粉が飛んでくるのを恐れてか全く止めないしw
 ま、私はそこまでアクションが得意じゃないので、今の所コンボは8HIT位が最高、数十HITさせてる猛者に比べれば「まだまだ侵入者虐待」に関しては甘いものです。
 チェーン喫茶ルノ○ールのココア並に甘いデス。

 
 そういえばこのシリーズ、毎回主人公の衣装がアレでソレなのがうりなんですが・・・「影牢」の「ミレニア」が背中、「蒼魔灯」の「レイナ」が腹出しときて、今回の「アリシア」は、露出はないんですが、なんか、こう、真っ白で激しくちぐはぐなパーツを寄せ集めた様な服を着てます。
 流石自分では何一つしなくていい、というか、何一つ雑事をしてはいけない立場のお人です…ファッションショーでよくある「実用性皆無」な服に通じるものがありますね。
 まかり間違って「アリシア王女のコスプレ」なんてものをしようとする方は、さぞや苦労する事と思われます。
 黒ゴスロリ侍女の「レイチェル」の方がやっぱり人気あるみたいですけどねw
 さて、明日もチョットやるかなッ!
 いや、ちょっとだけですって、ホントに…ホントダヨ!


 そして又、12時間経ってたり・・・?


 ToBeCountinued...




 ちなみに私は個人的に見た目は「蒼魔灯」の「レイナ」が気に入っていたので、隠し衣装で「レイナ服」が出てから速攻で変更して、それ以降そのまんまだったりします^^;

*1:ただ、初代では基本的に捕まえた後、殺して金を奪うか、魂を奪って魔神に捧げるか、棺おけに入れてとっておく…という三択でしたが、影牢以降では、殺すか、一部の逃げる敵を逃がすだけの二択になりました

*2:まぁ・・・流石に今回は“蒼魔灯”に出てきたアレンダルの王様みたいな、他の国から攫わせて来た娘を見て『良い、良いぞぉ!』なんて、欲望をたぎらせる方面ではありませんがw