今週のアリアンロッド

 本日はお昼の仕事明けにいつも週末にお世話になっているヨシヒトさん宅へLet’s GO
 午後から「ヨシユキの中の人」がアリアンロッドのシナリオをやってくれるそうなので、適当に眠っていると「ヨシユキの中の人」氏が・・・
「さっさと起きねぇと足に熱湯ぶっ掛けるぞ!」
と優しくセッションの始まりを告げてくれたので起床。
 MYキャラの“アデルハイド・ウィーリィ"(ウォーリア/モンク/女/6LV)でセッションに参加する。

 本日のセッションは、普段どおり村の教会に付属したごろつき・・・いえ“冒険野郎”達の溜まり場でくつろいでいたギルド「最後の十字架」のメンバーが、村はずれで襲われている荷馬車隊の救出に派遣される所から始まりました。

 普段からただ飯を喰ってごろごろしている「最後の十字架」のメンバー達は、説教段の上で戦隊モノの長官ばりにびしりとポーズを決めて指令を下す司祭様の命令に従い、早速荷馬車を襲っていた「ゴブリガン帝国」(※1)の連中を叩きのめし、彼らのリーダーだった、何か爆弾を投げて攻撃をしていた「空飛ぶ黒毛和牛」を追い払います。

 荷馬車の御者をしていたドゥーリン(※2)以外には生存者は無く、好奇心から荷馬車の中身を覗き見したメンバーは、布をかけられた「かに道楽の看板」のようなものを発見します。
 教会に戻って瀕死の御者から、「かに道楽の看板」が実は太古の文明が作り出した自動戦闘兵器で都市ひとつをやすやすと焦土に変える代物だと聞かされ、更に、「ゴブリガン帝国」がそれを自分たちの戦力に加えようとしているのだとも聞かされますが・・・メンバー達はいまいち実感が湧きません。
 しかし、さんざかただ飯を食わせてもらっている司祭様の命令には逆らえず「かに道楽の看板」を近くのナントカという遺跡都市(※3)に厄介払いする小旅行に一行は出発します。

 しかし、遺跡都市に向かう途中、道のど真ん中に仕掛けられた落とし穴に馬車ごと落ちかけた(実際一人落ちた)一行の前に、またも「空飛ぶ黒毛和牛」が現れ、襲撃をかけてきます。
 全部が全部空を飛ぶ敵で構成された部隊に最初はびびった「最後の十字架」でしたが、“陣形”のギルドスキル(※4)が炸裂し、一箇所に集合したメンバー全員に魔法使いがすかさず魔法をかけて飛行状態にすると、メンバー達は果敢に突っ込み、程なく叩きのめしてしまいます。
 今度も逃げようとする「空飛ぶ黒毛和牛」でしたが、さんざか爆弾を投げつけられていてむかついていた魔法使いに物凄い大ダメージの攻撃魔法を投げつけられ即死、哀れ牛刺しと成り果てます。

 「空飛ぶ黒毛和牛」を撃退した一行は、更に道を突き進み・・・道の先が夕暮れでもないのに赤々と輝いているのを発見。
 すかさず、荷馬車の御者をやらされていた「“翼の騎士”ジャンボ・ザ・ジェット」が偵察に向かいますが、下から「丸太ほどもある矢」が飛んできた為、すぐに逃げ戻り、「街が焼けてる」程度の事しか分かりません。
 しかし、すぐに街の方から巨大な両手剣を手にした巨人を先頭に「ゴブリガン帝国」の精鋭達が右手を斜め45°に上げながら迫り来たため、兎に角そいつらをぶちのめす事に・・・

 しかし「ゴブリガン帝国」の精鋭たちは“何故か”「最後の十字架」のメンバーが走っても辿り着けないぎりぎりの距離で立ち止まり、
『これじゃ、このターンに走っても殴れないじゃん!』
と不平たらたらのPTは、“陣形”のギルドスキルを再度炸裂してバックダッシュ
 「ゴブリガン帝国」の連中が死ぬほど走っても次のターンまで追いつけない所まで移動して一箇所に固まると、じっくりと支援魔法を重ねがけし始め、
『汚いぞ君達!』
『GMだっていつも似たような事してんじゃん』
『策ではない、勇気だッ!』
等との和やかなやり取りが行われた後に、本格的に戦闘に突入〜

 ・・・結局、両手剣を構えた巨人は一撃殴られたら恐るべき破壊力を備えていたらしいのですが魔法の両手剣に魔力を注いだり、魔力を回復するポーションを飲んだりとのんびり攻撃の準備をしている間に部下供が次々と玉砕・・・気がついてみれば自分のHPもえらく減っております。
『なんじゃこりゃー!』
『これで終わりだね』
 いささかGMのダイス運の悪さと、プレイヤーダイス運の良さ(妙にアデルハイドの攻撃がクリティカルしました)に助けれたとはいえ、ラストバトルはつつがなく終了、GMも
『その時、君たちの背後で、「かに道楽の看板」が動き出した』
等と無茶な事は・・・一瞬言おうとしかけて止めた模様。

 こうしてようやく街からおっとり刀で駆けつけた迎えに「かに道楽の看板」を引き渡し「最後の十字架」は任務を完了、本日も日銭を稼ぐ事に成功です♪


※1)世界征服を狙っている「ヨシユキの中の人」氏設定の悪の帝国で、一糸乱れぬ戦術行動と鉄の規律、更に最後の一兵まで退かぬ異様な指揮の高さを誇る・・・しかし、「最後の十字架」の冒険野郎供には結構馬鹿にされている様な・・・
※2)強靭な体を持ち、髭の濃い、主に鉱石掘りや鍛冶仕事を生業にする種族・・・まぁ、他のゲームのドワーフの様な種族です。
※3)でかい遺跡の上か何かにある都市。
   おかげで、遺跡探索目当ての冒険野郎供が沢山居るらしく、潜在的軍事力に自信有り。
   今回はドゥーリン達が持て余した「かに道楽の看板」を預かってやる等と安請け合いをした為に「ゴブリガン帝国」の襲撃を受けて街は火の海・・・散々である。
※4)「最後の十字架」の様なギルドがそれぞれに持っている、ギルド固有のスキル・・・セッションが始まる前にギルドのレベルに応じてどのスキルを持っていくか選択できる。
   しかし、ギルドに所属しているメンバーはセッション毎に自分のLVに等しい経験値を上納しなければならない。


 以上、脚色&カット有りのセッションレポートでしたが・・・うーんなんかぜんぜん読んでて盛り上がらないなぁ、セッション自体は盛り上がってたのに。
 やはり、書き方が悪いのか〜