知ってる人には言わずと知れた…


 洋ゲーやってて楽しいけど、果たして、他にもやってる人居るのかしらん?
 コンシューマにも綺麗ににローカライズされてごく普通に移植される様になってきてますが、少なくとも知り合いには余り意識してやってる人は居ない。
 普及の為…と言う訳でもないのですが、覚え書きも兼ねて、今まで自分が遊んできた洋ゲー達をレビューっぽく紹介してみようかと思います。
 最初はこのblogでも幾度となく紹介してきた、箱庭ファンタジーの傑作、OBLIVIONから。




The Elder Scrolls IV Oblivion(TESIV)』


>FPSとTPSの要素を融合させた、Bethesda Softworks開発の箱庭系ファンタジーアクションRPGの傑作。
 発売は2006年ですが、開発元が公式に追加データ(MOD)の作成用に開発ツールを配布する位、ゲームデータ改造に肯定的な為、ちょっとしたアイテムの追加から、新たなMAPやクエストの追加といった巨大MOD、更にはLVUP方式等の基礎システムまで書き換える様なMODまで多数のデータが送り出され、未だファンのプレイ熱がさめやらぬゲームなのです。*1


 何しろ、導入の度合いにもよりますが、正に遊ぶ人の数だけ異なるOBLIVIONが存在する状態になりますので、いつも新鮮な感覚が味わえます。
 ま、それも元の出来がいいからなのですが…


 緑溢れるシロディール地方を舞台に、魔界からの侵略を退ける王道な冒険をしてみたり、そんなものうっちゃっておいて、多数の町、ダンジョン等を訪問したり、お金を稼いで家を買ったり…はたまた、戦士ギルドでアルバイトしてみたり、魔術師ギルドでインテリのギスギスぶりにどん引きしてみたり、盗賊ギルドで義賊を気取ってみたり、暗殺者ギルドでひたすら手を血に染めてみたり…
 それぞれ毎に細かく生活習慣を設定された多数のキャラクターが生活する世界で、自分も普通に生活してみたり(彼等、時間経過で仕事する、食事する、眠る、場所を移動する…等の行動を取ります)


・「The Elder Scrolls IV Oblivion(TESIV)」
→本体


・「Knights of the Nine」
→公式拡張データ集、タイトルになっている結構長い追加クエスト「Knights of the Nine」を初めとして、魔術師の塔、暗殺教団の秘密の隠れ家、海賊の巣、馬用の鎧等の拡張データが入っている。


・「Shivering Isles
→公式拡張データ、タイトルになっている、シヴァリングアイルズという新たなMAPを追加するパック。
 躁と鬱のゾーンに分かれた奇怪ながら美しい島で、本編の王道ファンタジー世界とは違った狂気の冒険を体験できます。


・「Elder Scrolls IV: Oblivion Game of the Year」
→「The Elder Scrolls IV Oblivion(TESIV)」と「Shivering Isles」、そして「Knights of the Nine」の中から、同名のクエストDLCのみをセットにした記念バージョン。
 基本、今からTESIVを始めようというなら、コレを買えば問題ありません。


>プラットフォーム毎の特徴


PS3版】
 
 「The Elder Scrolls IV Oblivion(TESIV)」本体のみ発売中。
 日本語字幕でローカライズされており、XBOX360版よりも(少しだけ)字幕が見やすいとの評判。
 背景などに関しても、若干の改善ありとの噂も。
 当然、買ってすぐ、そのまま何も気にせず遊べます。
 theBest版が発売されています。


XBOX360版】
 「The Elder Scrolls IV Oblivion(TESIV)」本体のみ発売中。
 日本語字幕でローカライズされています。
 最初、字幕が小さすぎて読みにくいと言われていましたが、パッチである程度は改善された様です。
 当然、買ってすぐ、そのまま何も気にせず遊べます。
 プラチナコレクションが発売されています。
 今後追加データがリリースされるとすれば、PS3版よりも早くリリースされると思われます。


【PC版】
 本体、データ集、全て発売済み。
 ただし、英語版のみとなります。
 しかし、有志による翻訳が(多分)完了しており、日本語化MODを組み込む事により、日本語字幕が表示される様になります。
 MODをイロイロ入れて、全然別のゲームにしたり、美人、イケメンを作ったり、別の種族や新しいMAPに武器防具、魔法、クエスト…と末永く楽しみたい人はPC版をチョイスするしかありません。
 有志が趣味で作成した追加モジュール(MOD)を導入するには、ある程度PCの知識が必要ですが、ある程度の根気を出せば、丁寧なwikiや便利なツールが揃っているので割と何とかなります。


OBLIVION WikiJP』
http://wiki.oblivion.z49.org/

*1:注:公式が拡張パックとして配布する予定以外のユーザMODはPC版だけでしか使えません