これが(主にヒロの)労働の成果ですよ!


 ここの所、色々あってすっかり地下墓地で“世界の傍観者”と化していたMoEですが、今週は一息つけたので、久々にうちの人間国宝様のスキル上げにいそしんでみました。


 装飾は以前に98越えまで上げて、そこでソーンリスト用の鉄が尽きたままストップしていたのですが、ちゃんと鉄を掘っておく様に素材収集係のヒロに言いつけておいたので多分それなりに集まっている筈。
 墓地姉妹の人間国宝、くびしろりかは、姉妹の溜まり場のカタコンベへ向かいます…


 棺桶を利用したストーブが居心地良く室温を保っている空間で、墓地姉妹の素材収集担当、ヒロは片隅に座っていた。
 どうやらマインロードピックアクスを墓石で研ぎ澄ましているらしい。

くびしろりか「ヒロー、鉄って掘った?」
ヒロ「はーい、たくさんほってありますよ〜」
 ヒロといっしょに墓地銀行に行き、銀行棚を覗き込むと、ナニか重いものがぎゅうぎゅうに入った大変な分量の麻袋が詰め込まれている。


『鉄鉱石×583、金鉱石×13、金鉱石のかけら×28、銀鉱石×323、銀鉱石のかけら×127、木炭×57、黒炭×768』


くびしろりか「…えーと、鉄だけで良かったんだけどなぁ…ていうか、幾ら重力の耳飾と指輪してても、筋力40で、神秘0だから、持ってけないよ〜、銀行にもインゴットは鋼鉄の枠しか今無いしなぁ」
ヒロ「あう、そうなんですか〜(xx)」
くびしろりか「しっかし、よくこんなに掘ったわね…まぁ、鉄とかは分かるけど、かけらじゃない金鉱石とか、銀鉱石とそのかけらもやけに沢山…エイシスの王様部屋とか?」
ヒロ「いるう゛ぁーなのいちばんおくですよ〜、きょじんさんと、めだまさんたちがいっぱいです、めだまさんがおそってきちゃいますけど、えみおねえさんにもらったれくすーるぐりふぃんさんが、むしゃむしゃたべちゃうんですよ、れこーどいしは、このあいだ、やしおおねえさんにもらったです♪」
くびしろりか「へぇ〜、ギガス堀場のレコ石は、まえに貰ったやつをせんき姉さんがどっかに失くしたって言ってたけど、やしお姉さんが取って来たんだ」
ヒロ「M.C.R.のクリスティユさんと、Asthさんのさんにんでとってきたみたいです(^^)」
くびしろりか「成る程、しかし…とりあえず、この鉱石の山をインゴットに変えないと…まぁ、自分でやってもいいんだけど、鍛冶場とここ、何往復しなくちゃならないかなぁ…」
せんき「やれやれ、うちの十徳ナイフさんはひ弱なんだから」
ヒロ「あ〜、せんきおね〜さんだ」
 シルフィード装備にメタルマスターハンマーをくるくる回しながらはいってきたせんきに、ヒロが抱きついた。
せんき「うわ、あんた、ほこりだらけじゃない」
 ヒロのコットンクロースシャツとミニスカート、ドラゴンブーツは石くれのかけらと灯りの煤等で汚れ、大きくて丸い眼鏡のレンズは跳ねとんだ石の欠片で傷だらけで、綺麗に磨き直す必要がありそうだ。
せんき「しょうがないわね…ここはなんとかしておくから、さっさとそこらへんの水溜りで、ほこり流して、洗濯してきなさい」
ヒロ「はーい」
 着替えとコットンの布束を掴んで走ってゆくヒロを見送り、せんきは顔をしかめる。
せんき「なんか…ここんとこ、あの子がコットンシャツとミニスカート以外のもの着てるとこ見たこと無いんだけど…ちゃんと着替えてるのかしら」
くびしろりか「確かに…今度スタイリッシュクロースでも作ってあげようかな」
せんき「というか、最近あの子にお小遣い上げた記憶がないんだけど*1、そっちは?」
くびしろりか「…えーと、私も…無いかな」
せんき「あのこ、最近、黒炭まで全部こっちに渡してるわよね」
くびしろりか「ああ、確かに」
せんき「という事は、まるで稼いでないって事じゃない?…あの子の稼ぎってミーリムキャンプの鉱石クエスト以外に無い筈だし」
くびしろりか「あ〜、あの1つ80gで黒炭売り払うやつ」
せんき「ちょっと〜、ミステルさん」
 千姫は背後で金貨を数えている地下墓地銀行の銀行員、ミステルの肩を叩く。
ミステル「はい?」
せんき「ヒロの銀行の残高って幾ら?」
ミステル「あの、お客様の情報を他人様にお教えする事は致しかねますが…」
せんき「いいじゃないの、別に知らない間柄じゃなし」
くびしろりか「(ボソ)…スペシャルマシュマロ」
ミステル「…!?」
くびしろりか「お好きですよね?…ふわっとして、可愛くて、天使の様な舌触り♪」
ミステル「め…滅多な事言わんで下さい!!もぉ…暗使のギルマス辺りの耳にでも入ったら…仲間だと思われてタイヘンな目に合うじゃないですか!?」
くびしろりか「(にっこり)後でこっそりお届けしますよ」
ミステル「はぁ…しょうがないなぁ…表向きはマブらしく熟成肉のグレープソース添えとか、五臓炒めが好物って事にしてるんですから、他言無用ですよ*2
くびしろりか「勿論、顧客の秘密は絶対ですぅ(/snaky)」
せんき「(あんたの方がよっぽどマブだわ…)」
ミステル「えーと、ヒロさんの残高ですね…えーと、っと…無しですね、0です」
せんき「マジ?」
くびしろりか「えー」


<ビスク西広場 鍛冶場にて>


くびしろりか「最近、なんかキモイ…いや、オモシロイ装備してる人が多いデスね…」

せんき「確かに…まぁ、GONZOさんが儲けてくんないと、あたしらも食い上げだしね…さて、後でヒロにも、黒炭だけは返してあげようね」
くびしろりか「あ、そうですね…お小遣いもあげないと…そういえば、この間、せんきさんがやるって言ってた“ミーリム海の家”の在庫ってどうなったんですか?まだ投資分、30%位しか帰ってきてないんですけど?」
せんき「あ〜、アレね…え、ええ…ちょっとね、まだやってるから、又今度」
くびしろりか「…まぁ、いいですけど…在庫のバナナミルクと揚げパンから、ヒロに少しあげといて下さいね…ていうか、素直に地下墓地で売ったらいいんじゃ…」
せんき「いーの、あの在庫は海の家でさばくって決めたんだから!(大体、触媒なんて銀行で売れますかって…原価でおきゃ、少しは売れるだろうけど…そんなみっともない真似したくないしなぁ)」


せんき「若さゆえの過ちって、認めたくないわね〜」
くびしろりか「(うちらの中じゃ、せんき姉さんてあんま若くないけど…あの腕力で殴られたら敵わないから…やめとこ)まぁ、うちら、ニューターだから、見た目変わりませんしね〜*3


 いまいち落ちないまま終わる…


 ちなみに、実際の今日の成果。

『見切れた…』


『残すは、醸造と薬調合』

*1:墓地姉妹のお金はそれぞれの個人資産の他、生産を担当しているせんき姉さんと、りかさんで主に管理されています

*2:ミステルさんにそんな公式設定は一切ありませんのであしからず…

*3:※ニューターは何時までも見た目若いままの種族です