ツーストライク、後1回でゲームセットですヨ?


 アメリカのとある州には、スリーストライク法とか言うものが御座いまして、一度重犯罪を犯したものは、どの様な微罪でも後2回犯してしまえば即、終身刑レベルの懲役を受けるというオソロシイ法律だったりします(←うろ覚え)
 我らがMoEの新運営を買って出たGonzoeossoOnlineさんは、既に「謎長期メンテの謎長期延長」、「アカウント移行登録時の障害」とやられた側には大変印象に残るミス(?)を犯しています。
 「基本無料+アイテム課金」とそれに伴うハドソンからGonzorossoonlineへの運営委譲…店舗改装による閉店セールの如き新規プレイヤー獲得機会をすでにちょっと不意にしている訳です。
 それに追い討ちをかけるのが今回の「MoEのID移行失敗者のアカウント情報流出事件」です。


 先日のBBgamesからのID移行騒ぎの際、障害によりID移行が失敗していたプレイヤーのアカウント情報が記されたエクセルファイルが、FTPサーバのpublicエリアにupされ、それが、消去されないままで放置され、しかも、そのFTPサーバのアドレスは同社管理のナイトオンラインの手動パッチファイル置き場としてプレイヤーに周知されている場所であったとのこと。
 ファイルの存在に気づいたプレイヤーの通報により運営に事態が発覚、日中警告なしにゲームサーバが閉鎖され、以降夜に到るまで運営の公式ページからは情報開示が行われませんでした。
 又、ファイルがアップされていたFTPサーバのアドレスは、第三者掲示板に書きこまれ、しばらく衆目に晒されていた模様。
 公式に先んじてゲーム情報サイト「4gamers」等で事件に関する情報が先に開示される辺り、余計に不手際さが際立ちます。


 夜も更けてからようやく公式サイトにて情報が開示されましたが、その内容、所要時間を見るに遅きに失した感がぬぐえません。
 当然「詳細不明の障害による緊急メンテナンス」という情報だけでまたされて居たプレイヤーはかなり御立腹。
 まぁ…当たり前ですね、下手をすれば隠蔽とも取られかねない行為ですから。


 結局今回情報が漏れたとされるのは「先日のID移行に失敗したアカウントのデータ」という事なんですが、本当に漏れた情報はそれだけなのか、本当は他のアカウントの情報も漏れているのでは?と疑う向きすらあります。
 いくら作業に使う為とはいえ、外から参照できるサーバに暗号化もされていない機密情報を放置する等、あまりに杜撰な処置だと言わざるを得ません。
 GonzorossoOnlineが今回の失点を取り戻し、MoEプレイヤーの腹立ちが沈静化するには少々時間がかかるでしょう。
 …いや、多分会社ある限り語り草になる事は間違いないとは思いますけどね^^;


 とりあえず、MoE自体がサービス終了になる様な事態だけは避けていただきたいものです。


 今回、折角リアル知人がMoEにINする気になってくれたのに…orz
 ゴンゾさん、お恨みいたしますヨ〜怨・怨・怨


 GonzorossoOnline公式
http://gro.moepic.com/index_m.html
 とりあえず、公式発表。(2006.02.21現在)