世紀末救世主伝説


 随分ごぶたさしてしまいましたが、皆さんはお元気でしょうか?
 髪が抜けたり、歯茎から血が出たりした場合は直ぐ病院に行く事をお勧めします。
 できれば大学病院等の方がよろしいかと思いますが…


 さて、時候の挨拶も終わったので、本日の本題ですが…


「1950年代、世界は先進科学の力により、文明を享受していた。
 その反映を齎した原子力エネルギー…それが、中国とアメリカという大国の激突により、破壊的に振るわれ、世界は核の炎に包まれた…しかし」


『人類は全滅していなかった!』


 だだだ〜、だだだだっだだだ〜♪
 ちゃらら〜、ちゃららららららっららっらっ♪
 ちゃらら〜、ちゃららららららっららっらっ♪





 なんか軽快なBGMでも聞こえてきそうな雰囲気はさておき、時代は核戦争から200年後…アメリカでは、ある会社が建造し、顧客に提供した核シェルター内で外の世界を知らない世代達がのんびりと穏やかに暮らしていました。
 その一人が、こんかの主人公であるア・ナ・タです。
 しかし…ある日、青天の霹靂、大好きなパパがアナタを残してシェルターから出奔してしまいます。


『タイヘンダ、パパがイナクナッチャッターヨ!』


 困ったあなたは、安全な核シェルターを出て、パパが急に居なくなった理由を突き止める事にしました。
 外は、エンジョイ&エキサイティングでヴァイオレンスが支配するワイルドランド、アナタは一体これからどうなってしまうのでしょうか…?


 っと、FALLOUT3は、傑作RPG「OBLIVION」を製作したチームが、別の会社が作っていた、世紀末覇王伝説な核戦争後を舞台にしたRPGシリーズ、「FALLOUT」の版権を取得して作成したFPSライクなRPGです。


 主人公は急に失踪したパパを探して安全なシェルターを出るわけですが、オブリと同じく、そんなメインクエスト、うっちゃっていても特に問題は無いようです。


 公式(アメリカ)のプレイムービーを見ていると、戦闘時にエネルギーゲージを消費してストップモーションを出し、敵の部位を指定して攻撃する「V.A.T.S.」システムが何とも強烈。
 頭が西瓜の様に爆ぜ、手足がもげた体が独楽の様にくるくると吹っ飛んでぶっ倒れていきます…


『オラなんだか、スゲェわくわくしてきたぞ!』


 しかも、どうやらこのゲーム、元ネタでTRPGシステムのGURPSと関係があるらしいとも…なんか、手足のぶっ飛び方を見ると、まるでルーンクエストとか、ストームブリンガーなんですけどね^^;


 とりあえず私は買います…買ってしまいます。
 だって、オブリビオンでかなりあそんじゃった事だし…どんな箱庭で遊ばせてくれるのか、楽しみでたまりません。


 あ…買うのは10/28に本国で販売される*1PC坂ですけどね、輸入版の英語の奴を…読めない英語で右往左往しながら冒険する羽目になりそうですが…そのうち何とか。


 ちなみに、PS3とXBOX360でちゃんと和訳されたローカライズ版も出るので、普通にやりたかったら、そっちを買ったほうが手っ取り早くて楽だと思いマス。


 確かに、日本の声優さんがふきかえたらどんなのになるか、ちょっと興味はあるんですけどね〜
 …いや、吹き替えじゃなくて、字幕なのかしらん。


 とりあえず、毎度ですが、悪に走るも、善を貫くも、プレイヤー次第です。


 夜盗に身を落とすも、荒野に正義の灯火を伝える騎士として誇り高く行くも、あるいは、正義も悪に囚われず、己の道をただ征くも全て良し!


 不発弾(もちろん核爆弾…)を中心に栄えた町を吹っ飛ばす依頼良し!
 爆弾を埋め込まれて、道行く人々に火炎放射を強制されている女性を救おうとする試みやよし!
 山賊の巣食うスーパーマーケットを襲撃するのもよし!
 道端の廃車を吹っ飛ばして放射能を待ち散らしてみるのも良し!
 酒場でお金をもってない女性に同情してお使いをしてあげるのも良し!
 単に廃墟を巡る廃墟マニアもドンと来い!


 ちなみに1950年代がピークの話なので、BGMや美術ワーク等はオールディーズな感じでレトロモダンです。
 ちょっとBIOSHOCKみたいな感じかもしれません。


 世紀末とオールディーズずきのアナタへ♪


『公式』
http://www.bethsoft.com/jpn/fallout3/index.html

*1:日本だとその1週間後に専門店で入手可能っぽいです